アクセス解析、WinHttpな素人たち
迷惑検索の続きです。
前回のアクセス分析ログ、最後のパートになります。
(キャプチャー画像は、続きのページに再掲します)
2列目にある
Mozilla/4.0 (compatible; Win32; WinHttp.WinHttpRequest.5)
これが一番不愉快です。
正体は何だと思いますか?

記事収集&トラックバックスパムが偽装したものです。
このスパムは単独アクセスではありません。
記事収集ツールのアクセスですね。
このスパムは、改良型(バージョンアップ型)になるほど、多機能に改造されて、複合コントロールをしているようです。
「WinHttpRequest」そのものは、マイクロソフトが提供しているWindowsアプリの一つですが、それを使った自動実行ツールでしょう。
なぜかというと…
☆UA(ユーザーエージェント)を偽装しており、MozillaやIE, Opera等を名乗っています。
→解析ログにある、
・Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)
・Mozilla/5.0
・IE/4.0
・Internet Explorer 5.x
・Opera/9.0 (Windows NT 5.1; U; en)
これらも、ほとんどが偽装だと思われます。
(1) まず、Win95、98というセキュリティホールだらけの古いOSを使っているということ自体が問題。サポートを打ち切られたOSのパソコンには、どんなハッキングツールが仕込まれているか分からない。
ユーザー自身は悪意がないかもしれませんが、自分のパソコンがスパムメール・サーバーとしてハッキングされているかもしれない、ということに無知だと思います。
(2) Mozilla/5.0…意図的に情報をディスクローズしています。
(3) IE/4.0…表示が間違っている。
(4) Internet Explorer 5.x…5.xといういい加減な表示は、コンピュータの世界ではあり得ない。バージョン調べも分からないのでしょう。
→上記(2) (3) (4) は初心者が「記事収集・トラックバックツール」を使って、初歩的な間違いを犯している、と推察されます。この無料講座を読んで、しっぽを出さないように勉強して下さい。
(5) 「Opera」ver8まではSSL証明書の検証に関して問題があり、発行者名を偽装できる脆弱性がありました。
当然、偽装できる脆弱性を逆手にとって、その機能を大いに利用する「オペラの怪人」もいるわけです。そして、UAはすまして、ver9ってか?
もし、そうだとしたらハッカークラスの詐欺師の類ですね。
そうでなければ、ただの「オペラ愛好者」…。
ごきげんよう「トゥーランドット」はお好きですか?
☆前回取り上げたlibwww-perlと同様に、WinHttp等はスパムツールの複合コントロールを形成する「コントロールノード」の一つとして、作動しているものです。
このツールは、サイトの記事をあるルールに従い、抽出してお持ち帰りするスクレイピング(Screen Scraping)を行ったということです。
あるルールとは、目的のキーワードを含むセンテンスをクリッピングすること、です。
以前のツールは、同時にトラックバックを打つ仕様だったために、リンクをチェックするとそのサイトを確認出来ました。すると、クレームが来るということで、TBを止めたのかもしれません。
☆UAに、Java/1.5.0_06…というのがありました。
これだけでは、漠然としすぎていて、分かりません。
Javaを使いこなすほどですから、玄人筋であることは間違いないでしょう。
上に暴露したWinHttpな素人たちとはレベルが違います。
このような無法状態ですので、非公開サイトを作らざるを得ないわけです。
またまた、長くなりましたので、Mozilla 関連の話は次回に持ち越しです。
関連カテゴリー: 00s SEO,SEM検索エンジン | TB(0)


はてなRSSに追加
